ブログ
もも太 ありがとうね
9月5日、愛犬もも太が18歳の生涯を終えました。
約2年の介護の末、最期は安らかに私の腕の中で息をひきとりました。
寝たきりの状態になってから、本当によく頑張ってくれたと心から感謝しています。
もも太との思い出は、私たち家族にとって一生の宝物です。
この一ケ月近く、毎日泣いてばかりの日々を送っていましたが、いつまでも泣いていたら
もも太が一番悲しむ気がして…。
今は、きっと天国で元気に走り回ることが出来るようになったんだと。そう考えることに
しています。
でも、心にぽっかり開いた穴は、そう簡単には塞ぐことはできなさそうです。
いままでお世話になった方々に、もも太に代わりお礼申し上げます。
いつか私もそっちの世界に逝くから、その時は一番に迎えに来てね!もも太。
もも太の近況
正直、今夏もも太の体力で生き延びることができるのか?
寝たきりになった もも太に栄養を与え続けることは、寝たきりのご老人に
何本もチューブをつなげて延命治療を行っている…そんな酷なことを私は愛する
もも太にやっているんじゃないか?自問自答の日々です。
寝たきりなので、できるだけ顔の向きを変えたりしても、やっぱり床ずれで毛が
擦り切れてしまう…。病院で処方された薬を塗って、メロリンのガーゼで覆い
それでもまた別の所に床ずれができてしまう。
そんなもも太を見ていると、心が張り裂けてしまいそうになります。
何が正解かは分かりません。
私がやっている事は、無意味な延命治療と同じかもしれない。
人でもワンコでもいつかは、みんな天に召されます。
そんな事は分かってる。でも一日でも長く一緒に過ごせるなら、できるだけの
事はしたい。自己満足でしょうか?
昨日もたまたま、ご近所のワンコちゃんがベビーカーに横たわって散歩させて
もらっているのを見ました。ついこの間まで歩いていた子が…。14歳だそうです。
人間も動物も平均寿命が延びて、その結果介護の問題も深刻な状況になっています。
平均寿命と健康寿命、これは人だけの問題ではないです。
人と動物の高齢化にどのように向き合うべきか、もも太の場合は家族で取り組む事が
できているので幸いだと思います。
介護する人の心のケアも考えていく。大きな課題だと思います。