もも太の近況
2016年9月3日
正直、今夏もも太の体力で生き延びることができるのか?
寝たきりになった もも太に栄養を与え続けることは、寝たきりのご老人に
何本もチューブをつなげて延命治療を行っている…そんな酷なことを私は愛する
もも太にやっているんじゃないか?自問自答の日々です。
寝たきりなので、できるだけ顔の向きを変えたりしても、やっぱり床ずれで毛が
擦り切れてしまう…。病院で処方された薬を塗って、メロリンのガーゼで覆い
それでもまた別の所に床ずれができてしまう。
そんなもも太を見ていると、心が張り裂けてしまいそうになります。
何が正解かは分かりません。
私がやっている事は、無意味な延命治療と同じかもしれない。
人でもワンコでもいつかは、みんな天に召されます。
そんな事は分かってる。でも一日でも長く一緒に過ごせるなら、できるだけの
事はしたい。自己満足でしょうか?
昨日もたまたま、ご近所のワンコちゃんがベビーカーに横たわって散歩させて
もらっているのを見ました。ついこの間まで歩いていた子が…。14歳だそうです。
人間も動物も平均寿命が延びて、その結果介護の問題も深刻な状況になっています。
平均寿命と健康寿命、これは人だけの問題ではないです。
人と動物の高齢化にどのように向き合うべきか、もも太の場合は家族で取り組む事が
できているので幸いだと思います。
介護する人の心のケアも考えていく。大きな課題だと思います。